日本銀行の支店長会議が19日午前、東京都中央区の日銀本店で始まった。白川方明総裁は冒頭のあいさつで、昨秋の金融危機で急速に悪化した世界経済について「改善の動きが見られている」と述べた。
国内景気の現状については、10月の金融政策決定会合で示した「持ち直しつつある」との認識を改めて示した。
民間企業の資金繰りについては、市場が改善したことで企業が資金を調達するためにコマーシャルペーパー(CP)や社債などを発行しやすくなったため、「改善の動きが続いている」と指摘した。ただ、中小企業については、「なお厳しいケースが多い」とも述べた。
このため、当面の金融政策の方針について、「景気・物価の下振れリスクを意識しつつ、持続的成長に復帰していくため、最大限の貢献を行っていく」と述べ、潤沢な資金供給を続ける考えを強調した。
(2009年10月19日12時44分 読売新聞)
