14番目の焚火おやじ
焚火をこよなく愛するおやじの日々
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2008年08月26日 (火)
■ 350分の1

裁判員候補平均350人に1人(2008年8月26日 読売新聞朝刊より)一時期よりも話題に上がることが減ったような気がするのですが、話題に上らないからといって制度が廃止になった‥などというわけはなく、事態は着々と進行しているということを改めて思い知らされるニュースが今日の朝刊トップに載っていました。記事によれば、来年の5月から始まるとされる裁判員制度の開始に向けて、来年の裁判員候補者名簿に登録される人の数が全国で約29万5000人に決まったということがわかった‥そういうものでした。

裁判員の数は、ひとつの事件に対して6人が選出されるわけですが、全国の地裁は1事件あたり100人の候補者を登録するという計算をしているのだそうです。当然、様々な都合などによって辞退者が出ることが想定されているため、それに備えるために多くの候補者を登録する戦略にしているようです。この、候補者名簿に載る29万5000人という数字を昨年の有権者数から計算すると、全国平均で352人に1人の割合だということで、名簿に載るのは結構な確率になるようです‥。

ただ、この数字にも地域格差がかなりあって、全国レベルでみると最大で3.6倍の開きがあるのだとか‥。最も確率が高いという不名誉(?)な1位に輝いたのは、千葉の220人あたり1人というもので、逆に低いのは秋田の790人にあたり1人という数字です。ちなみに横浜は、397人あたり1人という、全国レベルに比べて若干低い確率でした。初回年度の候補者には、年末までに通知が来るのだそうで、そんな通知が来た日には気分の悪い年末年始になりそう。こんな制度‥本当にやるんですかね。

2008年08月25日 (月)
■ アナログですが?

テレビ画面に「アナログ」の文字が‥北京五輪が無事終了しました。開幕してまもなく、キャンプに出掛けていたこともあるのかもしれないけれど、何だかあっという間に終わってしまったという感じが強いです。開会式の「巨人の足跡」に、さすが中国!と感動+感心した身としては、後から発覚した事実に多少の落胆もしたけれど、それを補う数々の感動的な競技も見られたので、それなりに満足しています。あとは、これを機会に「突っ込まれドコロ」の少ない中国になってくれれば文句のつけどころも無いでしょう。中国加油!

日本国内の電機メーカー各社は、この北京五輪を機会にして地上デジタル対応のテレビの普及に弾みが掛かると期待していたようですが、その皮算用やいかに!?まぁ、北京五輪どころかアナログ停波が来たとしても、デジタル対応テレビに興味の無いわが家(というか、私)にしてみれば、何台売れようが売れ残ろうが「知ったこっちゃない」なのですが、推進派にしてみれば非常に気になる数字なのでしょう。特に最近はデジタル化そのものを疑問視する声が大きくなっていますので、悪い結果が出てしまうと「火に油を注ぐ状態」になりかねません。いや、実はとっくに油を注いでいるかもしれませんが‥。

そのひとつが、写真の「アナログ」という画面表示です。これもまた地上デジタル放送への切り替えを促す意味で表示されるようになったらしいのですが、「人をバカにしている」というような意見を代表として、アナログテレビのユーザーには非常に評判が悪いようです。そういった不満を解消しようとDpaも躍起になっているようで、一時はダメと言われていたPC用のチューナーも、ガイドラインを出したりと普及に力を入れている模様。しかし、政府はそもそも何のためのデジタル化なのかを消費者に納得させられないという時点で終わっています。CG画像や口パクの採用を独断で決定した某国上層部の暴走ぶりを笑う資格はないのです。

2008年07月23日 (水)
■ 子供のゲーム

子どもゲーム(読売新聞の連載:2008年7月23日朝刊より)新聞には今日も嫌な事件が載っていました。ついひと月ほど前に大きな事件がありましたし、先日も驚かされる事件がありました。そのような凶悪な事件が起きたとき、度々ゲームのことが取り上げられます。暴力描写の多いゲームをよくやっていたとか、ゲームをすると人が変わったようになったとか‥。「ゲームは悪いものである」という刷り込みに躍起になっているのでは?と勘繰りたくなるマスコミの論調は多いですし、子供を持つ親に対していたずらに不安を煽っているだけではないかと思ってしまいます。

私が子供の頃には、携帯ゲームはもとよりテレビゲームすら無かったような時代ですので、同じゲームとはいってもボードゲームがいいところでした。つまり、ゲームは手段であって、結局は友達と遊んでいるに過ぎなかったと。なんて書いていると、私がテレビゲーム類を否定するのかと思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。高校時代はゲーセン通いもしましたし、だいたい、いまだにテレビゲームで時々遊んでいる(FF XII も終わってない)くらいですから、ゲームそのものに関してはどちらかというと肯定派です。残虐なゲームも一方的に悪いかどうかは微妙だと思います。

写真は、読売新聞で連載されている「子どもとゲーム」についての記事ですが、色々な例を取り上げて読者に考えさせようとしています。若干、ゲーム不利‥という感じでしょうか。さて、上で私はどちらかと言えばゲーム肯定派とは書きましたが、小さな子供のゲームだけは反対です。小さな子供はゲーム以外に体を使う遊びをたくさんやっておかなくては‥ゲームなんかで遊んでる暇無いと思います。どうして?と言われてもうまく説明できませんが、ゲームには色々な意味で体験が少なすぎると思うのです。危なくないし、痛くない‥そういった、マイナス視されそうな要素も含めて体験が少なすぎると思うのです。

2008年07月15日 (火)
■ 飽食の時代

日本国内の漁船が一斉休漁(2008年7月15日 読売新聞朝刊より)世界的に原油価格の高騰が続いています。価格高騰の原因として、投機マネーの流入が値上がりの悪循環を招いているということが挙げられているわけですが、資金の出所は一体どこなのだ?ということはよく分かりません。金持ちの資金が単に動いているのか、米国のサブプライム問題のように様々な資金が流入して金額が巨大になっているのか。いずれにしろ、世界中に大きな影響を与えていることには違いありません。

原油価格の高騰を直接的に感じとることができるのが、ガソリンを始めとした燃料代の値上がりです。3年ほど前に「ガソリン高いっ〜」と言っていた頃はハイオクが135円ですから、高いとはいっても今よりも1リッターあたり50円以上も安いわけです。今日、会社帰りに見た値段は187円でしたので、3年弱で40%近くも値上がりした計算になります。いくら物価が上昇傾向にあるとしても、3年前の私はここまで高くなるとは思っていませんでした。しかし‥漁船の燃料に使用するA重油は、ここ半年程度で50%近くも上昇したそうです。

そのあおりを受けて、日本全国の漁船が一斉ストライキともいえる一斉休漁を行ったという記事が今日の朝刊に載っていました。その数、約20万隻にも及ぶのだとか‥。1日程度の休漁であれば、食卓への影響は無いという見方がされているようだけど、この問題の本質はそういうことではないでしょう。原油高騰がこのまま続くようであれば、いずれ価格にはねかえって来ることになるでしょうが、下手をすると魚が食べられないということにもなりかねません。今、そこにある食料危機‥ついに飽食の時代は終わろうとしています。

2008年07月09日 (水)
■ アレ駄目、コレ駄目

歩道に注意書きが‥「それをしてはいけない」とか、「あれは駄目だ」とか、禁止事項を並べ立てるのは子供の教育によくない‥そういったことをよく見聞きすることがあります。だからといって、子供の好きにさせるというのはもっとよくないと思います。人間として社会の中で他人とうまくやって行くためにも、守らなければならない暗黙のルールのようなものは数多くあると思いますが、そういったものは自然と身につく‥などということは、あるわけ無いのです。やはり、どこかで誰かに教えてもらわないと、身につかないと思います。

では、そういったことは誰に教えてもらうのでしょうか?誰もが教育を受ける機会を与えられている義務教育の場でしょうか?それとも塾?‥そんなわけありませんよね。最も身近な年長者‥基本的には、親がその役割を果たすべきだと思います。それなのに、子供を叱らない親の何と多いことか。少し前のことですが、こんな光景を目にしました。キレイに並べてある洋服を小さな弟がいたずらして崩してしまったのを見て、それを元に戻そうとしていたお姉ちゃん(といっても幼稚園児くらい)に対し、「お店の人が直すから放っておきなさい」と言って止めさせた父親‥こんな大人を親に持ってしまった子供は不幸だと思いましたよ。

写真のようなものって、そういった他者との関係をわきまえない、自己中心で自分勝手な大人が増えてきた結果なのかもしれないと、最近思うようになってきました。問題が生じるのは私ではなく、あなたのせい‥。駄目とも書いてないので分からなかった‥。そういう人は、書いてあってもロクに読みもしないのだから、まともに取り合わないほうがいいと思うのです。税金使ってこんなもの貼ったところで本当に見て欲しい人間の目には入っていないわけですから、やるだけ無駄です。それに、あれも駄目、これも駄目っていろんなものを増やしていったら、そのうち保険の約款みたいになっちゃいますよ。

2008年07月02日 (水)
■ 読ませるな!

必要の無い標識改正道交法が施行されてから、ひと月が経過しました。自転車に関するものとしては、そもそも大きな変更というものはなく、何を今更‥的な当たり前のことばかりだったと思います。もっとも、その当たり前なことを出来ていない大人たちが多すぎるところに最大の問題があるわけですが‥。いずれにしろ、自転車に関係することも何かが変わったはずなのですが、実感としてあるでしょうか。何かが変わらなくてはいけないはずなのに、相変わらず自転車は車両の一員だという意識のない人たちで溢れえっているのです。

では、逆に車両の一員として車道を走れば、それで万事が丸く収まるかというとそうでもない‥。受け入れ側の車道のほうにも問題はたくさんあります。自転車走行の安全性の確保がしっかりとなされていないのはその最たるものです。一方、自動車を運転するドライバーに対する配慮が無さ過ぎるのも気になるところです。例えば写真のようなもの。これって道交法上、どのようなものに位置づけられるのか分からないのですが、道路標識並みにしっかりとしたものですし、勝手に設置しているわけではないでしょうから、標識に準じたものと考えるのが妥当なところでしょう。

これの問題は、その効果に懐疑的な程度ならまだしも、危険性を高めるだけだということにあります。歩行者に注意を向けさせたいのであれば、視線がそちらに行くようにしなければならないのに、視線の移動を妨げる場所に設置し、なおかつ「読ませる」ものになっているのが問題。こういったドライバーの気を散らすものばかりが設置されている車道っていかがなものでしょうか?ドライバーには運転に集中できる環境を提供することが大切であって、そういったことの積み重ねが自転車の安全な車道走行にも繋がるはず‥。とにかく、このような「読ませる」ものの設置は本当に止めて欲しい限りです。

2008年06月30日 (月)
■ 遺伝子組み換え食品

非遺伝子組み換え大豆の確保が困難に(2008/06/30 読売新聞朝刊より)豆腐、味噌、醤油‥どれもが日本人におなじみの食材ですし、日々の食卓に欠かせないものです。これらの原料に共通するものは大豆‥ビールのお供に欠かせない枝豆だって大豆ですし、あの粘り具合がたまらない納豆だって元は大豆です。つまり、ごく普通の日本人にとって、生活に欠くことのできない食材が大豆由来のものであるわけです。ちょっと考えてみてください。例に挙げた、たったこれだけの食材や調味料を全く使用しない日はありますか?わが家の今日の晩ごはんは、豆腐の味噌汁に納豆も加わり、大豆に支配されていると形容しても過言ではないほどでした。。

こんなふうに日本の食卓と切っても切れない大豆ですが、今、その大豆の調達が危機的状況にあるのだそうです。写真は読売新聞の今日の朝刊ですが、食料価格が高騰した結果、従来は価格的に不利だった遺伝子組み換え大豆でも十分に利益を上げられるようになり、手間の掛かる非遺伝子組み換え大豆の生産に見切りをつけて遺伝子組み換え大豆に乗り換えている農家が急増しているという話題でした。これはアメリカの農家の話ですので日本には直接関係が無いと思いたいところですが、味噌、醤油、豆腐などの原料となる食用大豆の国内生産量のうち、実に80%の大部分をアメリカからの輸入に頼っているのだそうです。

日本では遺伝子組み換えに対する不信感、不安感は強く、2004年に農水省が実施した調査でも遺伝子組み換え食品を食べることに不安を感じている人が66%にも上ることが明らかになっています。我が家の食卓を日々支えてくれている生活クラブも、遺伝子組み換え対策には熱心です。しかし、そんな国民の不安をよそに、国自身が「遺伝子組み換え食品の摂取を国民に強要」(第1回BT戦略推進官民会議 議事次第より)しようとしているあたりが恐ろしい限りです。日本は国土が狭いですから、広大な土地を持つアメリカの農家には太刀打ちできるはずもありませんが、国民の不安に少しでも応えるべく、非遺伝子組み換え大豆を栽培する農家が増えて欲しいものです。そして、農水省は本来そういう農家を応援すべきだと思います。