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2008'08.28 (Thu)

ダークナイト

ダークナイト(  (2008  アメリカ)

THE DARK KNIGHT

監督: クリストファー・ノーラン
製作: チャールズ・ローヴェン
エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
製作総指揮: ベンジャミン・メルニカー
マイケル・E・ウスラン
ケヴィン・デラノイ
トーマス・タル
キャラクター創造: ボブ・ケイン
原案: クリストファー・ノーラン
デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本: ジョナサン・ノーラン
クリストファー・ノーラン
撮影: ウォーリー・フィスター
プロダクションデ
ザイン: ネイサン・クロウリー
衣装デザイン: リンディ・ヘミング
編集: リー・スミス
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
ハンス・ジマー
出演: クリスチャン・ベイル ブルース・ウェイン/バットマン
マイケル・ケイン アルフレッド
ヒース・レジャー ジョーカー
ゲイリー・オールドマン ゴードン警部補
アーロン・エッカート ハービー・デント検事/トゥーフェイス
マギー・ギレンホール レイチェル・ドーズ
モーガン・フリーマン ルーシャス・フォックス
エリック・ロバーツ マローニ
ネスター・カーボネル ゴッサム市長
モニーク・カーネン ラミレス
ロン・ディーン ワーツ
キリアン・マーフィ スケアクロウ
チン・ハン ラウ
リッチー・コスター
アンソニー・マイケル・ホール マイク・エンゲル
キース・ザラバッカ
コリン・マクファーレン
ジョシュア・ハート
メリンダ・マックグロウ バーバラ・ゴードン
ネイサン・ギャンブル
マイケル・ジェイ・ホワイト
ウィリアム・フィクトナー
マシュー・オニール
エディソン・チャン


バットマンシリーズ2作目。
ゴッサムシティでは、バットマンとゴードン警部補が手を組み、
日々犯罪に立ち向かっていた。
しかし、白塗りで口が裂けたピエロのような容貌の
“ジョーカー”と名乗る男が登場。
次々と凶悪事件を引き起こしていく。
そんなとき、新しく赴任した
地方検事のハービー・デントが現れる。彼は、正義感に燃え、司法の場で悪と勇敢に戦って
いく男だった。そんな彼に、バットマンは、信頼感を寄せる。
しかし、ジョーカーの勢いは納まることを知らず、つぎつぎに市民を恐怖に巻き込んでいく。
ついには、バットマンと対決を望み、姿を現すよう要求してくる・・。





感想  夏休みも最終週ですが、なんとか、間に合い「ダークナイト」、鑑賞してきました。
たぶん、この夏はこの一本の鑑賞で終るはず。
残念だけど、その一本はこの作品で本当良かったです。
久々の映画鑑賞と、作品の出来とあいまって
満足度も一際、高かったです。


実は今回、子とみたわけですが、前作を観ていない子にとってはちょっと可哀想だったかなと
思います。(本当は花男・・が良かったみたいだけど・・・笑)
ストーリー的には、問題はないものの、人間関係のつながりなど
前作の知識があった方が、数倍楽しめる作品だと思うからです。


冒頭でキリアンが登場してくるわけですが、これに気付いて
ほくそ笑む人は絶対前作を観た人だけですもの。まあ〜〜
こんなところに〜〜〜それもこれだけ?なの・・・って・・・笑


普段アメコミはよほどの事がないと劇場鑑賞しないタイプなんだけれど、
このバットマンだけは、出演者に惹かれて
前作には足を運んだ自分。(→魅力的な俳優が多い。主役で一本撮れそうな人が
ごろごろしているなんて、そうそうないじゃないですか・・・・・!!)
今回も同じ顔ぶれだと言うことで、公開前から2作目劇場鑑賞を決めていました。
中でも、ヒース・レジャー出演は大きな大きな魅力になっておりました。
でも彼は・・・。
映画ファンなら誰でが知っている悲しい出来事。
残念でしたね・・・。
映画の中でジョーカーは何度も生死の場面に遭遇するのですが
すんでのところで助かります。
極悪な人物であるのに、そうそう簡単には亡くならないのです。
それなのに・・・バットマンに生かされるように、現実社会でも生かされて欲しかったな・・・
というのが正直な気持です。
この作品の演技の素晴らしさを目の当たりにして、再度そう思うわけです。


ヒース=ジョーカーの存在は想像以上に
大きく感じられ、逆にバットマンの存在がかすれてしまった感はあります。
善から悪への移り変わりを示すアーロン・エッカート扮するハービー・デントの存在もありましたから
分は悪いですよね。
バットマンの活躍自体は大抵想像できる分、予想外の動きを示す
登場人物のほうに興味がわくのは致し方なかったのかもしれません。
それでもバットマンのアクションは見せ所。
華麗に夜空を舞う姿にはおお〜〜〜〜ときましたし、
ヒコウキで香港から、麻薬に手を染めている中国人を連れ去るダイナミックさには
驚愕しましたけど(あれは凄いね〜〜そんなバカなと思ったりもしたけど)

↓これもバットマンの活躍の一つね
爽快感ありますね。速そうで。

ダークナイト 3


ダークナイトという題名の意味が
最後の最後にわかるという展開。
う〜〜ん、思わず唸りこんでしまいました。
単なる勧善懲悪の物語ではなく
人間の心の闇の部分に深く切りこんでいるからこそ、画面だけでなく
漂う雰囲気もまた、重苦しい感じなんですよ。


ジョーカは、良心のかけらも無い。
そもそも人間なんて、偽善のかたまりだと思っているのでしょう。
正義ヅラをしていても、結局それは偽りの姿だって。
囚人船と一般乗客の乗ったフェリーで、生死を決めるボタンを両者に託したのも
そんな人間の浅ましさをむき出しにさせるため。
命が惜しいなら、相手の不幸を願えばいい・・・って。

でも・・・・思うとおりではなかったという現実。
人間として最低の行為だけはしたくなかった市民達。

まだまだ人間は捨てたものではないという・・・・表れ。
その大きな決断をしたのが、(リモコンを捨てた)
囚人と言うのがまた皮肉ではありますよね。
ここでも
悪も善も入り乱れて

簡単に二分化で線引きできないところを感じました。
全編とおして、そういった物語ではありましたけど。


でも、悲しいかな、ハービー・デント検事はジョーカーの思惑通りに変身させれてしまいましたね。
一番強いと思う人が実は一番弱かった・・・・。
強い人ほど何か吹っ切れてしまうと
心の隅にす〜〜〜と悪が入り込んでしまうのかな・・・
悲しいな・・あの顔も(目が恐かった・・・・泣)



今回の新しい登場人物、どのかたも見所だったけれど、
前回からの出演者も活躍。

とくに、ゲイリー・オールドマン扮する ゴードン警部補は出番多くなかったですか。
前回あまりにもいい人でゲイリーって気付かなかったわけですけど・・・笑・・
今回はさすがに、意識しました。
けど・・・いい人のゲイりーって・・・笑
ゲイリーだって、昔はレオンでヒース同様、ぶっとび役を演じていたわけですから
いい人だと物足りないと思ってしまうのは私だけかな・・・
ハリポタでもそうだけど、最近いい人役が多いよね・・・。


レイチェルは、今回は マギー・ギレンホール に変わっていましたね。
これまた前作とはがらりと雰囲気が・・・。
大人のレイチェルですね。
彼女の歩き方とか話し方って特徴があるんですよね。
妙に色っぽい・・・笑
個人的には好きな女優さんなので、安心してみていられました。
でも、最後にああいう風な展開になるとは
思わなかったな。
最後まで、何かある、隠し玉だ!!と思ってったのにあてが外れました。
ゴードンと同じ展開になると思っていたんですよね(2度はやらないかな)


もういちどぐらい鑑賞したいくらいですが
ちょっと無理そう。
単なる娯楽作品だけでなく、深みを持った作品でもあるので
普段こういった路線を観ない方も充分楽しめると思います

是非〜〜〜



↓この構図が好き
dk05_.jpg



↓2ショット。ヒースだと気付きにくい。ベールだとも気付きにくいけど・・・
ダークナイト2

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2008'06.06 (Fri)

つぐない

つぐない (2007 イギリス)

ATONEMENT

監督: ジョー・ライト
製作: ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
ポール・ウェブスター
原作: イアン・マキューアン
『贖罪』(新潮社刊)
脚本: クリストファー・ハンプトン
撮影: シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデ
ザイン: サラ・グリーンウッド
衣装デザイン: ジャクリーン・デュラン
編集: ポール・トシル
音楽: ダリオ・マリアネッリ
出演: キーラ・ナイトレイ  ( セシーリア・タリス)
ジェームズ・マカヴォイ   (ロビー・ターナー)
シアーシャ・ローナン   (ブライオニー・タリス)(13歳)
ロモーラ・ガライ   (ブライオニー・タリス)(18歳)
ヴァネッサ・レッドグレーヴ   (ブライオニー・タリス)(老年)
ブレンダ・ブレシン   (グレイス・ターナー)
パトリック・ケネディ   (リーオン・タリス)
ベネディクト・カンバーバッチ (ポール・マーシャル)
ジュノー・テンプル   (ローラ・クィンシー)
ピーター・ワイト 警官
ハリエット・ウォルター( エミリー・タリス)
ミシェル・ダンカン   (フィオナ・マグワイア)
ジーナ・マッキー (シスター・ドラモンド)
ダニエル・メイズ トミー・ネットル
ノンソー・アノジー   (フランク・メイス)
アンソニー・ミンゲラ   (インタビュアー)

原作はイアン・マキューアンの『贖罪』。
1935年、夏。
タリスの屋敷では、小説家を夢見る末娘のブライオニーが
自作の劇の準備に追われていた。
彼女にはセシーリアという美しい姉がいた。
セシーリアは使用人の息子ロビーへの恋心を感じているがなかなか素直になれないで
いたのだ。その日、やっとお互い愛を確認できたのだが。
ブライオニーに、その場を見られてしまう。
誤解と嫉妬。
ブライオニーは、姉とロビーの関係を不純なカタチで見てしまう
そのことが後に悲劇を生む・・・。




感想  劇場は無理かもと半ばあきらめていたのですが、
日にちが作れたのと、上映している劇場がみつかったというダブルラッキーが重なって
急遽鑑賞。
とっても良かったです。
あ〜〜見逃さなくて本当良かった・・☆

原作も未読でしたし、予告もほとんど観ていなかったので
素直な気持ちで鑑賞できたのがまず正解。
単なる大河ラブロマンスの枠に納まらないだけの
重みある作品だということが、なんとも魅力的。
奥の深さを感じるし・・・。
同じシーンを別々の視点で描くことによって、
一つの場面でもとらえ方の違いがよくわかるなど
演出に工夫が見えたこと。
原作の流れがどのようになっているかわからないけれど、
この映画のつくりをみるかぎり、原作が読みたくなる・・そういう感じなんですよね。
結末を知っているのに、あらためて読みたくなるのは
どのように、忠実に描いているのか・・・そんなことがとっても気になるからなんです。

私は、映画が先でしたけれど、原作を読んでいる方には
どのようにうつったのかしらね。


このお話は、身分違いの恋・戦争で引き裂かれる恋人と、
悲劇的な要素を沢山もっているわけですけれど、
私個人はやっぱり、原作の「贖罪」をそのまま、深く考えてしまったかな。
つまり、妹、ブライオニーの存在の方に、というか・・・気持ちのほうに
入り込んでみてしまったところがありました。

若いカップルの描き方は
実に上品でしたよね。
言葉も少ない、感情表現をすべて仕草で示していました。
饒舌さよりも、さりげない行為のほうが何倍も印象に残るようです。

たとえば、噴水の場面。
たぶん、多くの人は、この、彼女の大胆で挑発的で過激な行動の中に
潜んでいた(下着姿になって水中にもぐる行為)彼女の複雑な感情を、すぐさま察したことでしょう。
その前に、彼から、いらだつようなことを聞かされたのだから。
ああ・・・彼女は彼が好きなんだ・・・って気付くはずよね。
こういうところドッキ〜〜☆としますね・・
胸も痛むわ・・。

キラーは、同監督の前作の「ブライドと偏見」、同じように
高慢な中にみえる、女らしさ、弱さを、上手に演じていたわけですけれど、
今回もその揺れる女心は、観ている観客の心をひきつけますね・・・・。
すごく、共感できます!!
私はこのような鼻っ柱が強いくせに
素直になれない・・そんな女性像がとっても好きだったりしますから・・・。

そんな彼女が図書館のひと時で一気に感情を吐き出して・・・・・・・
お互いに気持ちも高まって・・・・♪
うんうん!!!わかるわかる・・・となるわけです。
でもそれって、ある一定の年齢の人しかわからない感覚なんでしょうね。
当然、そんな流れを理解できない→少女もいるわけです。
え〜〜無理やりなんじゃないの?って思われてもしかたないかも・・。
説明もそのあとしてなかったですしね(説明できないけどね・・・笑)
子どもには無理でしょう・・・激しい情事の場面をみせつけられれば、
尋常ではいられないはずです(結構激しかったし・・・・)



もちろん、そこに行きつくまでには
いろんな勘違い&手違いがありましたよね。
彼が渡した手紙の件にしろ、噴水での行為にしろ、
少女にとってはそのすべてで様々な想像を広げてしまった・・。
そしてとどめがあの図書館の2人だもの。
彼女が文学少女だということもあったのだろうけれど、
そうでなくても思春期の少女たちは皆どこか、潔癖さと、想像力の豊かさを持ちえていると
思いますからね。
少女は・・・お姉さんに憧れを感じていた・・・
青年にも何がしかの感情を持っていた・・・
そのすべてが、否定されたような瞬間。
それが、逆に憎しみにもなるってことはあるかもしれないですよね。
そういう経緯がわかる分、ブライオニーへの気持には複雑なものがありました。
憎しみだけじゃない気持。
した行為は確かにひどいことなんですけどね。


ブライオニーは、一般的には非難されなくてはいけない人物ですよね。
若い恋人達の当然あっただろう、年月を奪いさったのだから。
かといって、ブライオニーの起こした出来事がなかったからといって、
彼らが幸せになったとはいい難いところもありますよね。
生まれも違うし、その何年後かには戦争が待ち受けているのですから。
でも・・・・確かなことは、運命を変えてしまったのは、自分=ブライオニーだったということ。、



ここで・・・突然、夏目漱石の「こころ」を思い出しました。
なぜ?・・・笑
親友を裏切った「先生」は、最後に自殺をしてしまうのですが・・。
こういう結末もあるんですよね・・・しみじみ。


まあ・・それは置いといて、
ブライオニーの小説家としての行為をどうみるか・・・読み取るかは
人にとって意見がわかれるところとなるんでしょうね。
自己満足か・・・・とか、色々とね、考えますよね。


ただ、私もよくわかりませんが、
ブライオニーは、ああするしか、気持ちの整理をつけられなかったということ、
それも死を目の前にするまで、何も出来なかったということ・・・・
それって、すごく悲しいことですよね。
それまで彼女がどういう思いで生きてきたのかな・・・と思うと
正直、せつなくもなるのです。
若いカップルには、図書館での情事が永遠になり
2人の心を結びつかせていましたが、
結局、ブライオニーには死ぬまで甘い記憶もなにも
なかった・・・感じですよね。痛みと苦しみしかなかった・・・。
世に出した何作かの小説しか自分を理解してくれるものはなかったっていうことですよね。
とっても寂しい人生だな・・・って思ったわけです。


冒頭は、上流家庭の熱い夏の一日。若いカップルが互いの思いに気付くと共におとずれる別れ。
続く場面は4年後。
戦争中、フランスの海岸で、帰路を待ち続ける兵士達。
同時にロンドンの病院は、負傷者で溢れる日々。
そして、その後。ブライオニーの晩年。
3場面、すべて登場するのが妹のブライオニー。




タイプライターが印象的に使われていましたね。
映画の中で流れている、曲はすべて素敵でした。
ピアノ音も優雅で印象的。
オペラ流れていましたよね。
病院内では、月の光・・・でしたっけ?

この映画を観た後
お家で
ニール・ジョーダン監督の「ことの終わり」を再見しました。
これは何故でしょう・・・笑
演出の方法、
同じ場面も視点によって解釈が違うというのは・・この映画にも
ありましたものね。それにタイプ音だし・・・。


この作品、またDVDでも鑑賞したいです。
海辺のカップル2人は美しかったな・・・・涙。
ジェームズ・マカヴォイ・・初体験。
背が低いんですけど・・・・・可愛い感じでした・・・・フフフ


つぐない
17:43  |  映画(タ行)  |  TB(1)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

2008'05.07 (Wed)

小さな悪の華

小さな悪の華  (1970   フランス)


MAIS NE NOUS DELIVERZ PAS DU MAL
DON'T DELIVER US FROM EVIL

監督: ジョエル・セリア
製作: ベルナール・ルガルジャン
脚本: ジョエル・セリア
撮影: マルセル・コンブ
音楽: ドミニク・ネイ
クロード・ジャーメイン
出演: カトリーヌ・ヴァジュネール ロール
ジャンヌ・グーピル アンヌ
ベルナール・デラン 車の男
ミシェル・ロバン レオン
ジェラール・ダリュー エミール
マルク・デュディコール
ヴェロニク・シルヴェール




寄宿舎で仲の良いアンヌとロール。
アンヌは黒髪でロールは金髪の女の子。

2人は悪に魅せられ数々の行為を行っている。
聖体を飲み込まずに貯めている・・
シスターのキスシーンをのぞき見し、神父に告げ口する。
2人は夏休みに入り行為はエスカレートしていく。
ロールはその体を使って牧童を誘惑する。
庭師の小鳥を、いとも簡単に殺してしまう。
庭師を誘ってさらには悪魔の儀式。
とおりがかりの男を屋敷に誘い、
誘惑し挙句の果てにとんでもないことをしでかす。
そして・・・・



感想    まあ、想像していたとおりとんでもない映画です・・・笑
元ネタは「乙女の祈り」と同じ事件ですので
あわせてみると相乗効果があると思いますが
どんな効果を期待するというのでしょうかね・・・・・笑
個人的には
乙女の方がまだ入り込みやすいと思います。
こちらは観る人を選びそう・・・・
全然入りこめる要素がありませんし、胸がムカムカしますから・・・。
それでも、随所に流れる
甘美なメロディーが(70年代特有のメロディーね。う〜〜んと
Gメン75なんかの終盤に流れそうなやつ←そんなのよくわからないよね・・笑)
そのムカムカをそのたびに消しさってはくれます。
映像も綺麗ですし、フランス語の響きも心地よいですから、ちょっとはいいところもあります。

  
なにが嫌ってやっぱり、少女たちが大人を挑発するところですかな。
大人たちの下心を引き出そうと意味ありげな行為をするのですが
ものすご不愉快。
パンチラとか突然下着姿とか・・・・
遊び感覚でやるものの・・・みせられる方はそりゃ・・たまらないでしょうね。
実に生生しかった・・・・・です。

70年代に問題作となったというのも納得ですが
今でも結構、進んでみてほしいという映画でもないように思います。
カルトでしょうね。
子ども時代に見たら
その後の生き方が変わってしまいそう・・・・笑
子どもはこんな風になってほしくないしね・・・笑


この映画って、少女達の笑い声が印象的。
無邪気なんだけれど
とっても残酷な囁きにも聞こえるのよね。
普段日常生活で何気なく聞いている声でもあるわけだけど
こういうの悪のシーンでみるとひどく不気味。



無邪気ゆえの残酷さっていうものはあるわよね。
綺麗だから花を折るとか・・・そういう発想よ。
でもここまで(映画の中まで)いくと、空恐ろしいですね。
善悪わからないでやっているところ、遊び感覚というところが
またなんとも・・・・・。

やっぱり道徳的なことって
生きるうえで絶対みにつけなくてはいけないことだよね。
人をどうして傷つけてはいけないとか・・・・さ。
当たり前のことって、最近忘れがちだと思うのよね。
この映画をみて、そこまで強く感じる人ってあまりいないかと思うけれど。
逆にこういう映画ってやっぱり、少女趣味的な人が
ちょっと違った目的で観ちゃったりするのかななんて感じたり。
ロリっぽいところ結構あったしね。
とくに牛飼いの人を誘惑するときなんて・・・最悪。
女性ならゲゲッゲ〜〜〜〜だと思うし・・。
それ以上にやっぱり最後かな。

強烈・・強烈・・・
久々に
後味の悪い映画を観ました・・・

エコールも観なくちゃ〜〜〜笑



悪の華
12:01  |  映画(タ行)  |  TB(2)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2008'04.17 (Thu)

チャーリーとパパの飛行機

チャーリーとパパの飛行機 (2005 フランス)
L'AVION


監督: セドリック・カーン
製作: オリヴィエ・デルボス
マルク・ミソニエ
原作: マグダ
『チャーリー』
ドゥニ・ラピエール
脚本: セドリック・カーン
イスマエル・フェルーキ
ジル・マルシャン
ラファエル・ヴァルブリュンヌ
ドゥニ・ラピエール
撮影: ミシェル・アマテュー
美術: アルノー・ドゥ・モレロン
衣装: パスカリーヌ・シャヴァンヌ
編集: ノエル・ボワソン
音楽: ガブリエル・ヤレド
出演: イザベル・カレ カトリーヌ
ロメオ・ボツァリス チャーリー
ヴァンサン・ランドン ピエール
ニコラ・ブリアンソン グザビエ
アリシア・ジェマイ メルセデス


クリスマスの日、パパからのプレゼントを期待していたチャ−リー。
希望の自転車ではなく、白い模型の飛行機がプレゼント。
失望するチャーリー。
“今度は自転車を買ってあげるよ”とメモを残し出張に行ったパパ。
でも、事故に遭い亡くなってしまう。
やがてチャーリーは、パパからの最後のプレゼントとなってしまった白い飛行機が、
自ら飛行することに気付く。




感想   フランス映画でこういったファミリー向けのファンタジーを
をみるのは初めてかな。

監督の セドリック・カーンって「倦怠」のかたでしょ。(未見だけど)
そのギャップに正直惹かれたところあります。
純粋に心温まる作品でした。


こういうものもたまにはいいかな・・・・・・。
人の死を受け入れるのって
大人でも難しいこと。
まして、子どもとしてはどう整理していいかわからないですよね。
彼がパパからもらった、ヒコウキが、自ら飛ぶと知ったとき。
そこに父親の姿を見たのかもしれないよね・・。


最後にお父さんがしっかりお別れを言ってくれて
チャーリーが納得できた姿に
思わず、ウルウルきてしまいました。


誰かと悲しい別れをしなくてはならなくても。
お別れをきちんとしてくれたのなら
残された人の悲しみも半分になるのかもしれませんよね。


真っ白で大きなヒコウキ。
プレゼントとしても、なかなかユニーク。
何も絵が描いていないのよね。
ちょっと不気味な感じもするけど・・。


子役2人がとっても可愛かったです。
心洗われたかな・・・・・


ヒコウキ
14:33  |  映画(タ行)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007'12.17 (Mon)

大停電の夜に

大停電の夜に   (2005)

UNTIL THE LIGHTS COME BACK

監督: 源孝志
プロデューサー: 荒木美也子
エグゼクティブプロデューサー: 椎名保
脚本: 相沢友子
源孝志
撮影監督: 永田鉄男
美術監督: 都築雄二
音楽: 菊地成孔
VFXスーパーバイザー: 石井教雄
照明: 和田雄二
録音: 深田晃
出演: 豊川悦司   (木戸晋一)
田口トモロヲ   (佐伯遼太郎)
原田知世   (佐伯静江)
吉川晃司   (大鳥銀次)
寺島しのぶ   (杉田礼子)
井川遥   (草野美寿々)
阿部力   (李冬冬)
本郷奏多   (田沢翔太)
香椎由宇   (梶原麻衣子)
田畑智子   (叶のぞみ)
淡島千景   (国東小夜子 )
宇津井健   ( 国東義一)


12月24日、クリスマス・イブの夜を迎えたばかりの東京。
突然街からすべての光が一瞬にして消えてしまった。
かつての恋を待ち続けるバーのマスターと向かいのキャンドル・ショップの女店主。
妻と愛人の間で揺れるサラリーマン。
昔の恋人のことを思い出す主婦。
エレベーターに閉じ込められた中国人のベルボーイとOL。
地下鉄の中の元ヤクザと妊婦。
天体望遠鏡を覗く少年と病の少女。
妻の過去の秘密を聞かされる夫。
12人の男女の物語が展開する。



感想   クリスマスも近いのでこの映画をレンタル。

いくつかのお話が繰り広げられる群像劇。
どこかで人間関係がつながっているという定番の展開です。

一つ一つのお話はどちらかといったら地味目かな。
恋人達の甘い語らいのようなエピ・・・じゃないです。

人生の辛苦を知り尽くした大人のためのお話だったかな・・
わりと暗め・・・・笑

停電の夜ということで
静かな雰囲気が全面に漂っております。
東京というと殺伐とした感じが漂い個人主義的な人間が多い
印象ですが、温かい人のつながりは健在している・・・
と思わせる話の流れが素敵でした。

出産のために力貸してくれる人々や
病院で会っただけで一緒に飲もうと声をかけてくれる人とか・・
皆温かいよね・・・。

少年と病気の少女の話は
とくになくても・・・と思ったり、
全部が全部必要だったエピソードだったかなと疑問は
残るものの・・


なにより、
キャンドルが揺らめくジャズバーの雰囲気と
トヨエツの渋いマスター姿に
しびれまくり・・・笑

幻想的ででいいムード
キャンドルショップの田端さんもいい感じ。
「あなたに幸せが訪れますように・・」なんて声かけしてもらいたい・・。


知世ちゃん夫婦は・・あれどうなんでしょう・・
夫とうまく今後いくんでしょうか。
あまりかみ合っていない夫婦のように感じましたが。

トヨエツと
知世ちゃんはどちらも好きなので
観ることができてよかったな〜〜〜〜

あ・・吉川さんもいいやつだったね・・・笑

11:10  |  映画(タ行)  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2007'11.07 (Wed)

毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト

毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト

(2006  アメリカ)

FUR: AN IMAGINARY PORTRAIT OF DIANE ARBUS



監督: スティーヴン・シャインバーグ
製作: ローラ・ビックフォード
パトリシア・ボズワース
アンドリュー・ファイアーバーグ
ウィリアム・ポーラッド
ボニー・ティマーマン
製作総指揮: アレッサンドロ・ケイモン
エドワード・R・プレスマン
マイケル・ロバン
原作: パトリシア・ボズワース 『炎のごとく 写真家ダイアン・アーバス』(文藝春秋刊)
脚本: エリン・クレシダ・ウィルソン
撮影: ビル・ポープ
プロダクションデザイン: エイミー・デインジャー
衣装デザイン: マーク・ブリッジス
編集: クリスティーナ・ボーデン
出口景子
音楽: カーター・バーウェル
出演: ニコール・キッドマン (ダイアン・アーバス )
ロバート・ダウニー・Jr   (ライオネル)
タイ・バーレル   (アラン・アーバス)
ハリス・ユーリン
ジェーン・アレクサンダー
エミー・クラーク
ジュヌヴィエーヴ・マッカーシー
ボリス・マクギヴァー
マルセリーヌ・ヒューゴ
エミリー・バーグル
リン・マリー・ステットソン
クリスティーナ・ルーナー
マット・セルヴィット
デヴィッド・グリーン


1958年、ニューヨーク。
ダイアン・アーバスは、
夫である写真家アランのアシスタントとしていた。
何不自由ない生活を送りながら、何か物足りないものを
感じる毎日。
そんなある日、マスクで顔を隠した謎めいた男ライオネルが、彼女の隣に越してくる。
興味をかき立てられたダイアンは、カメラを手に彼の部屋のベルを鳴らす。やがてライオネルには秘密があることがわかり・・・。




感想   「セクレタリー」のスティーヴン・シャインバーグ
の新作。セクレタリーがとっても良かったので
鑑賞を楽しみにしていました。
公開は短く、DVD化は早く、さらに旧作に落ちるのも早かったのは
喜んでいいのか悲しんでいいのか・・・複雑です・・・笑

でも、早くに鑑賞できたのだからいいか・・・・・。



この映画は「伝記ではなく、ダイアン・アーバスにインスパイアされた
独自の物語。オマージュである」とことわりがしてあります。
伝記じゃないので・・・
彼女自身について、わからないところは多かったです。
ちょっと思っていたものとは違った・・・という
ところはありました。

私、彼女のことをあまり知らなかったのですよ。
だから余計、
描かれていた幼少期のことや夫婦のあり方については
もっともっと踏み込んで欲しかったな・・・という思いが
働いてしまったのかもしれません。


ただ、この映画がきっかけで
彼女について、色々知りたいという願望が湧いてきたということに
おいては、映画を観た意味があったとは思います。


ライオネルによって、自分の中に眠っていたものが
引き出されたということになっていますけれど、
そもそも、なぜあんなに自分自身を押し殺していたというか・・・
偽りの自分でいたのか・・(自分ではそうだとは気付いていなかった
のだろうけれど・・・)
その部分に関してどうしても気になってしまうのですよね。




前半はそれほどでもなかったのに
後半一気にロマンス色が強くなり(それはそれで見せ場多くて
好きだけど・・・・・・)ややバランスの悪さを感じました。
やっぱり、唐突じゃあなかったかな・・・・・
あの2人の結びつきは
恋愛感情という単純なものには思えなかったし
(普通の人の感覚においての好きとは違う感じ・・・)
それ以上の結びつき=仲間感?う〜〜ん、なんというか
同じ道を歩んでいく同志という感じ・・
のように思えるのですが、そこがあまりにも感傷深く描かれたことによって結局、どういう位置づけであったのか
わかりづらくなってしまったように思います。


前回の「セクレタリー」は
性癖の部分で共通事項があったのだから結びつきに関しても
納得できるものがあったけれど、
今回は単純に理解できる範囲内のものではないような気がするんですよね。

まあ、彼女はそういったものに興味がある・・という
言葉一つで片付ければ
簡単でしょうが・・。


単純に毛が好きなのか・・
そんな短絡的なことでもないのだろうけれど・・・
そういえば、夫は後半ひげをはやしていたな・・・笑



興味があるものを撮る=それはフリークスだった=
本来の自分の目覚め・・

ほ〜〜〜〜、そういう目覚めもあるのね。。。としか
言えないです。



自分が撮りたい被写体を見つけた途端、
彼女の振る舞いは、通常の人から観れば
やや異質に思えてくるのですが
彼女自身は逆に生き生きとしてくるのです。
それが言動にも
服装にも表れていく
過程が面白かったです。



芸術家というのは
やっぱり凡人とは違う感性を持っているところが
あるのだから
そういうもの自体を理解しようとする
のは、不可能なのかもしれませんね。
ただ素直に受け入れればいいのかも・・・。

そうなんだな・・・って。


ちょっと、あれもこれも詰め込みすぎたのかも
しれません。
一つ一つは面白い要素があるのもかかわらず
描ききれなかったように感じましたね。
焦点がぼけちゃっていて残念。


でも、雰囲気はいいので
嫌いじゃない作品です。
今回はブルーがイメージカラーでしょうか・・
ニコールの服もブルー、お部屋の感じもブルー。

そして
あの、覗き見するような撮り方・・・笑
遠近感をもたらせながら
観ている人の
好奇心がそそられるような感じで撮っていくのよね。
そこがどうもいやらしい・・・・な・・・笑


なんだかね・・・君もこういう世界興味あるんじゃないの?
観たいでしょ♪・・・みたいでしょう♪・・・って
もったいつけながらの
映像なのよね・・・


冒頭のシーンは
ちょっと驚いたけれど
あの○の人たちととニコールの会話には
思わず笑みがこぼれたわ・・ボカシなしね・・・♪



お友達のブログで
この感想を読んだ時
ロバート・ダウニー・Jr  がチューバッカ・・・って書かれていて
まさか・・・あれは誇張して言っていたんでしょ・・と思いきや
あまりにも本当すぎて・・
これにも思わず笑みがこぼれてしまったわ。
私はライオン丸かと思ったわ・・・笑



俳優さんって大変!!


でもあれって、手入れしていった方がやっぱりいいんじゃないのかな
あのままいるのはかえって生活しにくいのでは・・・。


↑色々言っていますけれど
結局、この手の話は好きなんでしょう・・・。
たぶん、また新作出た折には
観てしまうだろうな〜〜〜〜・・笑


ロバート・ダウニー・Jr  ・・素顔が見れて
なんだかほっとした・・私。






kegawa_eros_main.jpg

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2007'10.25 (Thu)

灯台守の恋

灯台守の恋 (2004  フランス)


L' EQUIPIER
THE LIGHT


監督: フィリップ・リオレ
製作: クリストフ・ロシニョン
脚本: フィリップ・リオレ
エマニュエル・クールコル
クリスチャン・シニジェ
クロード・ファラルド
撮影: パトリック・ブロシェ
編集: ミレーユ・ルロワ
音楽: ニコラ・ピオヴァーニ
出演: サンドリーヌ・ボネール   (マベ)
フィリップ・トレトン   (イヴォン)
グレゴリ・デランジェール  (アントワーヌ)
エミリー・ドゥケンヌ   (ブリジット)
マルティーヌ・サルセイ
ティエリー・ラヴァ
アン・コンシニュイ
ナタリー・ブサンソン

1963年、ブルターニュ地方の辺境、ウエッサン島。
ある日この島に、アルジェリア戦争帰還兵である
アントワーヌが、灯台守の仕事に就くためやってくる。
前職業が時計職人だったときいて、周りにものは
いぶかしがる。よそ者であるアントワーヌに
村人たちの冷たい態度を示す。仕事仲間であるイヴォンの下で
過酷な灯台守の仕事を始めるアントワーヌ。
2人の間にはやがて信頼関係が生まれる。
やがて、アントワーヌは、イヴォンの妻、マベに心を惹かれ
始めるのだが・・・。



感想  「マドモワゼル」のフィリップ・リオレ監督の作品。
前作で、登場した灯台の置物がここでは・・物語の舞台となって
おりました。
ものすご〜〜〜く観たかった一本。
待ちに待った一本だったので期待感
ありまくりでしたが・・、それを損なうことなく鑑賞でき
大満足を得ることができました。
やっぱりいいね・・・フランス映画。
ちなみに、これともう一本別フランス映画を借りてきたので
その感想は次回・・・。


灯台を舞台にした映画というと
邦画の「喜びも悲しみも幾歳月」というのを連想させて
思わず歌まで出ちゃいそうになるのですが・・・笑・・
あの映画とは全然違った雰囲気の映画です。
でもフランス映画で灯台守っていう仕事を扱っているのが
なんだか妙な気分・・・。

そもそも、灯台のイメージからして
私の持つものと違っていました。
陸地のはずれにそびえたっているイメージで
いたのですよ。
でも・・・
海の真ん中に存在しているんですね。

仕事をしにいくときには、(交代制みたい・・・)
船で現場近くまでいって、そこから、ロープを使っての
移動方法。
恐いですね・・命がけ。

60年代ということで色んな意味で仕事内容はレトロな感じでは
あるのだけれど、仕事そのものが具体的にどういうものか
馴染みが無かったぶん、面白く観ることができました。

なぜか、猫ちゃんが、その灯台内にいるのが
ユニーク。アントワーヌだけにはなついていてそれが
とっても可愛らしいんだよね。
つらい仕事の中でも、猫ちゃんに癒されるアントワーヌって感じ。


村人には冷たい態度を示されていたアントワーヌだったけれど
仕事仲間のイヴォンとは気が合うんだよね。
男同士の友情とか・・・そういう感じ。
けっして2人とも口数が多いってわけじゃあないんだけれど
仕事していく中での、相手に対する思いやりの精神とか
仕事に対する真摯な態度とか・・・似たような性質を
もっていたんじゃないのかな・・・。


だから・・・・・っていうわけじゃあないけれど、
イヴォンの妻、マベも彼に惹かれてしまったところがあったんだと思うな・・。


言って見れば、2人の男を同時に好きになってしまった
奥さんのお話なんだけれど、
背徳行為とか、・・そういう概念がまったく感じられない内容となっているのがまたいいの。


自然の流れというか・・。
確かに不倫というカタチではあるけれど、
そんな言葉はこの映画では使いたくないかな・・・って
感じでもありますね。


2人の情事も一回だけで
それも、雰囲気、状況に
押されたゆえの行為って感じでしたし・・・・。

確信犯(って言う?・・笑)ってわけではなくて
止むに止まれない行為だったわけ。


もっといえば、そのまま、秘めた思いのまま
お別れするってこともあったわけでしょ。

夫に悪いとか、いけないことだわ・・・って
思う間もなく・・・、
思わず・・・・・笑・・・・ということね。


ほとんど具体的な感情表現を交していないにも
かかわらず(君が好きだとか、私のことどう思うの?とか・・・ね)
気持ちが一緒だったということに、
男女の恋愛の奥深さを感じてこれまたいいな〜〜〜〜と
思ってしまったわ。
短い期間であったも、
通じるものがあると、惹かれあうんだな・・・って。
これが、ある程度の年齢に達しているからこそ
できる技・・(っていう?・・・笑)
なんだろうね。
若いとこういう感じにはならないような気がするし・・・。

具体的な言葉っていったけど、
好き・・・といわれるより、「君の事は前からず〜〜と知っていた」
とか「君の事が大事だ」とかいう言葉の方が
相手の深い思いを感じる気がして
忘れられない気がするかな・・・。


舞台となるジュマン灯台の景色
荒々しい海の様子
素朴な村の風景
缶詰工場内の様子などなど
場面もメリハリがきいており、
安心して観ることができました。あきなかったわ・・・。

また小道具の
使い方、花火・時計・アコーディオンも
魅力的でした。


そしてなによりこの映画は
ラスト、後半が良かったです。

灯台での事件に絡んで
無線でマベとのやりとりを観ている限り
3者、3様、色んな感情が渦巻いていたわけだけれど、
それを、観るものに委ねていたように
思います。



オバサンがね、
最後に
イヴォンの娘に
「お父さんはあなたのことを溺愛していたのよ・・」(だったかな?)と言い聞かせた時
イヴォンの心うちを思い、思わず
ウルウルきてしまいましたよ。
言葉では表せない思いがきっとあったんだろうね・・・と
推測できるわ・・。
一番愛が大きかったのは
夫だったんだろうね・・・。


マベ役はサンドリーヌ・ボネール。
いつ観ても素敵です・・ウフ♪
イヴォンはフィリップ・トレトン。
「フェリックスとローラ」、「今日から始まる」で
観ているかな・・・。ちなみに「今日から始まる」の感想は
こちらhttp://www.h4.dion.ne.jp/~oshidori/jituwa.htm#kyoukara(いい作品よ〜〜彼に興味持ったらどうぞ・・)
アントワーヌ役はグレゴリ・デランジェール。
私は始めての俳優さんだったけれど、
男前サンなのね。この映画紹介の記事をたまたま観ていたら
「フランスの微笑みの貴公子」と紹介されていて
さすがにそれには笑ったけど〜〜〜

 
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2007'09.10 (Mon)

とかげの可愛い嘘

とかげの可愛い嘘  (2006  韓国)

DOMABAM
LOVE PHOBIA

監督: カン・ジウン
撮影: キム・ヨンフン
音楽: パク・キホン

出演: チョ・スンウ (ジョガン)
カン・ヘジョン (アリ)
カン・シニル  (ジョガンの父)
チョン・ソンファ  (ジュンチョル)
イ・ジェヨン  ( 僧侶 )
パク・コンテ ジョガン(子供時代)
ビョン・ジョヨン アリ(子供時代)


8歳のジョガンは
転校生の少女アリに心奪われる。
アリはいつも黄色いレインコートを身につけて
ポケットにはペットのトカゲを入れていた。
黄色のレインコートを着ているのは
自分に触ると呪いが移るからそれを防ぐためだという。
ジョガンは彼女に触れた翌日、はしかに罹ってしまう。
やがてアリも姿を消してしまい、
10年後、高校生時に再び再会。
楽しい日々が続くかと思いきや
アリはまたしても姿を消してしまう。
さらに8年後。
銀行員となったジョガン。
再び現れるアリ。
彼女は、8時間後にはアメリカに旅立つのだという。




感想   ファンタジック・ラブロマンスですね。
最初から引き込まれる映画は、大抵、見終わったあとに
満足度が高いものということをあらためて感じました。
これ・・・悲しいかな・・
最初から全然映画の世界に入っていけなくって・・・。
見続けるのもつらく、途中挫折しようかと何度も思いましたが
頑張りました・・・笑

明らかに作品選びを失敗した・・自分。
韓国映画の純愛系はまったくは否定はしないのですけれど、
作品によりけり。
この映画のシリアスな部分と
コミカル的な部分の調和が私には違和感ありありで
ダメでした・・・。

題名の嘘というように
彼女は奇想天外な嘘を色々つくわけですが・・
それが私には合わなくて・・・合わなくて・・・笑

可愛らしい嘘ね・・・と
純粋に思えればいいのですけれど、
私が男だったら、
いいかげんにして!!といっちゃいそうな内容ばかり。
子どもだったらまだ可愛いものの・・
大人になっても
言い続けるなんて。
ファンタジーですから・・・と思ってみても
あ・・・やっぱりダメです。


もちろん、からかうために彼女は嘘を言ったわけじゃあなくて
それなりに理由があるわけで。
それがまあ・・・いかにも
泣いてください・・というような理由で
一挙に興ざめ。

やっぱり、その手の(よくあるパターン)
話ですか・・・泣。



私宇宙人なの・・。

なんて真顔で言われ。

ボンドのようにくっついて離れないとか
靴紐で彼女がどこへもいかないように縛るとか・・・
ちょっと恥ずかしくなるような設定ばかり。

憧れるという年齢は過ぎている自分にとっては
つらいばかりです。


ミステリーサークルのエピソードに関連づけての
最後のシーンが
やはり見せ場でしょうか。

綺麗ですけど・・・・・・長いです・・。モニョモニョ・・・。


出演者に魅力を感じての鑑賞ならいいのではないでしょうか。
カン・ヘジョンは「オールドボーイ」では光っていたんだけどね。
ここでは普通・・・・。

冒頭の子役の黄色いカッパの女の子の方が
インパクト高かったです。


追記・・・あとおすしが美味しそうでした♪



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11:43  |  映画(タ行)  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2007'04.18 (Wed)

ダック・シーズン

ダック・シーズン  (2004    メキシコ)


監督:フェルナンド・エインビッケ
脚本:フェルナンド・エインビッケ、パウラ・マルコヴィッチ
撮影:アレクシス・サベ
音楽:アレハンドロ・ロッソ
オープニング曲:「ガチョウ(アヒル)のサンバ」(ナタリア・ラフォルカデ)

【CAST】
フラマ:(ダニエル・ミランダ )
モコ:(ディエゴ・カターニョ )
ウリセス:(エンリケ・アレオーラ )
リタ:(ダニー・ペレア)




フラマとモコは大親友。
ある日曜日の朝。
2人は留守番を頼まれる。
早速、コーラを、そそぎ、ポテトチップスを食べ、
テレビゲームに熱中し始める。
そこへ、隣人のリタがやってきて、ケーキを焼きたいので
オーブンを貸してくれないかと申し出る。
しぶしぶ招きいれる2人。
そのうち、停電がやってきた・・。
参ったな・・・。しょうがない・・ピザでも取ろう。
ピザの配達人ウリセス。
バイクを飛ばし、停電のため、エレベーターが動かないので
一生懸命階段を駆け上がり、やっとのことでフラマの自宅へ。
時間切れだ・・。
フラマとモコは、時間通りに届かなかったといって料金払いを
拒否する・・。
困ったウリセスはとうとう部屋に上がりこんで・・・。



感想  メキシコ映画というわけですが
私たちの日常とまったく違わない生活が描かれていますので
とっても観やすいです。
といっても、好みはあるかな・・。
小難しいことは何もない作品なので
映画に描かれる世界そのままのように
のんびり・・まったり・・・した時間を過ごしたい&かつ
微笑ましさも味わいたいと思う方には
ピッタシ・・・ではないでしょうか。

この作品・・・ネットで色々検索していて
たまたま見つけました。まさに掘り出し物・・・・笑
作品紹介文がそそられたのですよ・・。

amazonより・・・
<ジム・ジャームッシュの再来を思わせる。フェルナンド・エインビッケ監督デビュー作「ダック・シーズン」はメキシコ映画界のアカデミー賞と呼ばれるアリエル賞で11部門受賞という前代未聞の快挙をなしとげたばかりか、世界各国の映画祭でも多数の受賞に輝き、エインビッケ監督は米バラエティ誌の"これから見るべき10人の監督"にも選ばれている。
<主な受賞歴>2005年メキシコ・アカデミー賞(アリエル賞):作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞・撮影賞・美術賞・編集賞・作曲賞・音響賞・第一回長編作品賞受賞/2004年グアダラハラ国際映画祭:最優秀メキシコ映画賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞・作曲賞・音響賞・国際批評家連盟賞受賞/2004年AFIロサンゼルス国際映画祭:作品賞受賞/2004年テサロニキ国際映画祭:監督賞受賞/2005年パリ映画祭:審査員特別賞受賞/2005年MTVムービー・アワード・メキシコ:主演女優賞受賞、作品賞・主演男優賞・音楽賞ノミネート >


↑なんだか、凄いでしょ。
これだけでも映画好きの興味をかきたてられますよね。

お話は
あらすじにもあるように単純明快。
映像がモノクロなんですよ。
どういった意味があるのかわからないのですが
久々に観るとこれも味があってよろしいかと思います。
登場人物は
ほぼ4人のみ。
舞台もマンション一室のみ。
つまり、彼らの行動と言動で楽しませてもらう
映画なのです。
ともすれば、退屈にさえもなってしまうのに
そうならないところが、演出のうまさなのでしょうか。

ピザ配達人相手に、真剣勝負のサッカーゲーム。
このゲーム画面が実に
迫力があって、
観ている私も手に汗握ってしまいましたよ。
こんなことで(料金未払い問題)
ゲームにのめりこんでしまう
彼らを・・妙に感じたり(仕事いいんかい・・ピザ配達人よ〜〜)
現実にありえたら最高だよな(だってこのノリの軽さ・・いいじゃん!!)様々な感情が渦巻いてしまいましたよ。
・・今日本なんて、親切心で部屋に他人をあげただけで
犯罪に巻き込まれてしまいますからね・・
映画のように微笑ましい世界があるのは
ある意味憧れに感じますよ。

平和な彼ら・・。
でもそのうち、彼らが抱えているものも少しずつ
明らかになってくるんですよ。
お気楽なだけでもないみたい・・。


偶然であった
4人。
ほんのひととき過ごした時間だけれども
彼らにほんの少し変化をもたらせたみたい・・。


小粋な感じのする
オープニングのガチョウ(アヒル)のサンバ。
必見です。

ちょっと歌・・聴いてみてね・・こちら→http://www.crest-inter.co.jp/duck_season/pv.html
冒頭で映し出させるフォトも素敵でした。
dakku.jpg

09:57  |  映画(タ行)  |  TB(1)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2007'03.27 (Tue)

テキサス・チェーンソー

テキサス・チェーンソー  (2003  アメリカ)

THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE


監督: マーカス・ニスペル
製作: マイケル・ベイ
マイク・フレイス
製作総指揮: ジェフリー・アラード
テッド・フィールド
アンドリュー・フォーム
ブラッド・フラー
脚本: スコット・コーサー
オリジナル脚本: キム・ヘンケル
トビー・フーパー
撮影: ダニエル・パール
編集: グレン・スキャントルベリー
音楽: スティーヴ・ジャブロンスキー
ナレーション: ジョン・ラロクエット
 
出演: ジェシカ・ビール ( エリン)
エリック・バルフォー ( ケンパー )
ジョナサン・タッカー ( モーガン )
エリカ・リーセン ( ペッパー )
マイク・ヴォーゲル (アンディ )
アンドリュー・ブリニアースキー トーマス・ヒューイット/レザーフェイス
R・リー・アーメイ (ホイト保安官)
デヴィッド・ドーフマン
ローレン・ジャーマン
ヘザー・カフカ


  1973年8月18日、テキサス。
エリン、ケンパー、ペッパー、アンディ、モーガン、
5人の若者はテキサスの片田舎トラヴィスで
一人の少女をクルマに乗せる
彼女は異常なほど何かにおびえていた。
やがて彼女は
ピストルで自分の頭を撃ち抜いてしまう。処理に困る
彼らは・・・近くの給油所に駆け込む。


感想   深夜放送枠を録画しました。
せっかくなので観てみようかと・・。
有名な作品のリメイクだそうですね。
私はホラーファンでないので過去作品との
比較もできないので、大した感想はかけそうにありませんわ。
そもそも、
・・ホラーって感想が難しいのよね。


印象に残ったことを少し・・。

チェンソーを振り回す男だけの話かと思ったら(それだけでも
充分恐いけど・・)
まわりに居る人が皆、不気味で癖のある人ばかりなのね。

こんなところ・・・行きたくない〜〜


足が早くないと・・きっと助からない〜〜〜〜


勘弁してよレザーフェイスの顔・・・


保安官・・異常



素敵な男性でもいるかと思ったのですが
いなかったな〜〜〜〜〜。

でも絶対映画館では観ることはできない作品だわ。

こういうものを観ることができる人って

すごいよね・・。

絶対・・ダメだわ。


そうそう、
この映画を観た次の日
お庭のお手入れをしましたよ。なぜか・・・・
高枝バサミ使って・・・
綺麗にしましたわ〜〜〜。すっきり・・・・
17:04  |  映画(タ行)  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑
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