Puerto Rican Baseball Blog
プエルトリコの野球とスポーツの情報を提供するブログです
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WBCプエルトリコ代表 第2ラウンド対アメリカ戦まさかの逆転サヨナラ負け
WBCの第2ラウンド、グループ2の敗者復活戦となるアメリカ戦が行われたがプエルトリコはアメリカに5−6で逆転サヨナラ負けを喫し、第2回WBCは第2ラウンドで敗退することとなった。

アメリカには初戦でコールド勝ちしている上にアメリカに怪我人が続出しているということもあり、戦前はプエルトリコやや有利の予想だった。アメリカ先発はテッド・リリー、一方のプエルトリコはジョナサン・サンチェスと左腕の対決となった。まず先制したのはプエルトリコ。2回表にアレックス・リオスのソロホームランで1点を先取した。しかしアメリカもその裏、マッキャンの犠牲フライとビクトリーノのタイムリーで逆転に成功、2−1と試合をひっくり返した。アメリカは続く3回にもユーキリスのソロホームランで1点を追加し3−1とリードを広げた。この1点で意気消沈しかけた雰囲気を拭い去ったのが4回の主砲デルガドの同点2ランホームラン。デルガドの一振りで一気に試合を振り出しに戻しチームにも活気が戻った。プエルトリコはフィゲロア、ロペス、フェリシアーノ、リベラとリリーフ陣も何とか持ちこたえ6回にはリオスのタイムリーが飛び出し1点をリードし終盤を迎えた。8回裏には2死3塁という厳しい場面にリリーフしたロメロがマッキャンを三振に取りあとアウト3つというところまで来た。また9回にはラモン・バスケスのタイムリーで1点を追加、5−3の2点リードで9回裏の守りを残すのみになった。9回裏はロメロが続投。しかしアメリカはビクトリーノ、ロバーツと連続ヒットで無死1、2塁とチャンスを作った。続くジーターはライトフライに倒れ1死1、3塁となった。ここで1塁ランナーのロバーツが盗塁を決め2、3塁とすると続くロリンズは四球で満塁。ここでロメロからクローザーのフェルナンド・カブレラにスイッチ。しかしカブレラはユーキリスに押し出しの四球を与えリードは1点に、そして続くライトに低めのボール球をライトに運ばれ悪夢の逆転サヨナラ負けとなってしまった。
準決勝までもう後アウト2つというところまで来たが今回も悲願達成はならなかった。

BOX SCORE

Sin boleto a Los Ángeles

Desconsuelo tras derrota de Puerto Rico en el Clásico Mundial de Béisbol
WBCプエルトリコ代表 第2ラウンド対ベネズエラ戦惜敗
WBCの第2ラウンド、グループ2の勝ちチーム同士の一戦が行われ、プエルトリコ代表はベネズエラに0−2で敗戦し1勝1敗となった。

初戦アメリカに勝利しこの試合に勝てば一気に準決勝進出が決まる大事な試合。前日にキューバが負け唯一の全勝チームとなったプエルトリコは何とか無敗を先に続けたいところ。プエルトリコの先発はイアン・スネル、一方のベネズエラは将来のベネズエラをしょって立つエース候補フェリックス・ヘルナンデス。会場のドルフィンスタジアムは両チームの応援団が多数つめかけ異様な雰囲気となった。その重要な試合を象徴するかのように1回の表裏のアウトはすべて三振と両投手気合の入った立ち上がりだった。試合が動いたのが3回。1死からボブ・アブレウが四球で出塁するとミゲール・カブレラの三振の間に2塁へ盗塁を決めた。続くカルロス・ギーエンがタイムリーヒットを放ち1点を先制した。試合はその後も拮抗した展開となり両投手の好投でスコアボードにゼロを重ねた。プエルトリコのチャンスは5回裏、2死からラモン・バスケスの3塁打とベルトランの四球でチャンスを作るとベネズエラの先発ヘルナンデスが球数制限でマウンドを降板、デルガドと交代したバスケスの対決となったがここはバスケスに勝負あり。デルガドは三振に終わり同点に追いつくチャンスを逃すこととなった。ベネズエラはすぐ6回表にラモン・ヘルナンデスのソロHRで1点を追加し逃げ切り態勢に入った。しかしプエルトリコは8回裏、ベルトランの四球とリオスのヒットで1、2塁とチャンスを作ったが続くイバン・ロドリゲスは外野フライ、続くフェリペ・ロペスの時に1−2のカウントでベネズエラのソーホー監督は驚きの投手交代。押さえの切り札K-RODことフランシスコ・ロドリゲスが登場することになった。K-RODはフェリペ・ロペスに対し2−3から切れのよいスライダーで三振に退け万全の火消しを行った。プエルトリコは9回もチャンスを作ることが出来ず悔しい完封負け。準決勝進出は明日のアメリカ戦との結果に委ねられることとなった。

BOX SCORE

Lamento borincano

Primera derrota de Puerto Rico en el Clásico Mundial de Béisbol
WBCプエルトリコ代表 第2ラウンド初戦を終えて雑感
アメリカ戦を終えての雑感を少し。

待球作戦が徹底されている模様
この試合も7回までで4四球を選び、第1ラウンドの待球作戦が第2ラウンドも徹底できているのが良く分かった。(一方のアメリカは四球がゼロ)

1番のフェリシアーノがラッキーボーイ。
メジャー経験の無いフェリシアーノだが、この大会ラッキーボーイ的な役割を担っている。いいところで打つしチャンスメイクもできている。今後も1番固定の可能性が高い。

スモール・ベースボールが出来ている。
この試合もベルトランがレフトのファールフライで1塁から2塁にタッチアップを決めた。こういう野球は短期決戦では重要。中心選手がこういうプレーをすると回りものってくる。

ピッチャー交代が絶妙
これが一番言いたいことなのだが、中継でベンチが写った時に目に付くのがオケンド監督の横で盛んにメモを取るカルロス・アローヨ投手コーチ。アローヨはフィリーズのマイナー組織のコーチなのだが、私の直感だとどうも彼がかなり有能なコーチっぽい。投手交代に迷いがなく意図がはっきりしているため選手もマウンドで堂々と投げることが出来ている。とにかく投手起用に関しては今まで100点と言ってもいいくらいミスが無い内容なので、この快進撃は守りの野球で勝ち取っていると言っても過言ではない。
WBC第2ラウンド プエルトリコ代表 アメリカをコールドで撃破
WBCの第2ラウンド、グループ2の2試合が行われ、プエルトリコ代表は強敵アメリカに11−1と大勝し7回コールド勝ちを飾った。

第1ラウンドを全勝で通過したプエルトリコ。第2ラウンド初戦はアメリカと対戦した。アメリカの先発はパドレスのエース、ジェイク・ピービー、一方のプエルトリコはこちらもエースのハビエル・バスケスのマッチアップとなった。まず先制したのはプエルトリコ。1回裏ピービーの立ち上がりの不安定な所を攻め立て、フェリシアーノ、ベルトランでチャンスを作ると、これまで打率8割越えのデルガドがライト前タイムリーヒットで1点を先制。続くリオスも犠牲フライで追加点を挙げ2−0と1回にして2点のリードを奪った。一方のプエルトリコ先発のバスケスは丁寧な投球で1回、2回とアメリカを無失点に抑え幸先のよい立ち上がりとなった。そしてプエルトリコは2回裏、制球が安定しないピービーをとらえ、先頭のソトが四球で出塁すると、続くフェリペ・ロペスがライトスタンドへホームランで4−0と一気にリードを広げた。その後もプエルトリコは攻撃の手を休めずピービーからこの回4点、2回を終わって6−0と大きくリードを広げた。その後も危なげない試合展開で唯一のピンチは5回。アメリカは1アウト1、2塁のチャンスにマッキャンがタイムリー2塁打で1点を返しなおも2、3塁と攻め立てたが攻撃もここまで。バスケスがデローサとビクトリーノを抑えピンチを凌いだ。その後も小刻みな絶妙の投手交代と相手のミスを突く攻めで追加点を奪い7回10点差をつけコールドとなった。

次の試合は準決勝進出をかけてベネズエラと対戦。重量打線だけに投手の出来が鍵になる。特に先発が予想されるスネルには何とか頑張ってほしいものだ。

BOX SCORE

Puerto Rico noquea a Estados Unidos

Puerto Rico noquea a Estados Unidos en el Clásico Mundial de Béisbol
WBCプエルトリコ代表 第1ラウンド総括
無事第2ラウンド進出を遂げたプエルトリコ代表。第1ラウンドをまとめる意味でもざっと総括してみたい。

投手
第1ラウンドの3試合はドミニカと当ることがなくいわば格下のチームとの3試合となった。それもあってか投手の成績がすこぶる良い。27イニングで被安打16、奪三振28、与四球8、自責点1の防御率が0.33と第2ラウンド進出8チーム中、投手の成績は堂々の首位である。また連打を打たれたのが27イニングで5回のみとピンチを作らせないところも良い。第2ラウンドから一気に相手バッターの質が上がる訳だが今のところ投手には大きな不安は無いといえよう。

攻撃
第1ラウンドの3試合でチーム打率は.316とまずまずの成績。しかし特筆すべきは四球の数が22と一試合平均7個を越えていること。とかく格下のピッチャーの球にはバットを振りたくなるもの。しかしこれはおそらく監督の指示だろうが、こういうスタッツからも待球策が徹底されていることが伺える。第2ラウンドでもじっくりと球を見ていけばチャンスは確実に作れるだろう。唯一課題となったのがLOBの多さ。これはオランダの粘りの影響もあるのだが3試合の総LOBが69、1試合平均だと23個となり非常に多い数字である。第2ラウンドではチャンスは何度も来ないであろうから、少ないチャンスを生かして得点を重ねてほしい。個別の選手を見てもラモン・バスケスに当たりが無い以外は不調と言うべき選手もおらず問題は無いと言っていいレベルだ。オケンド監督は第1ラウンドでは色々打順を変えて試していたようだが、第2ラウンドはおそらく固定オーダーで来るであろう。

守備
守備に関しては3試合でエラー0と急造のチームにしては上々の出来。イラム・ビソーンは人工芝であり第2ラウンドに向けてはあまり参考にはならないかもしれないが、開催球場のドルフィン・スタジアムはイバン・ロドリゲスやカルロス・デルガドはホームで1年戦ったこともあり、またナショナルリーグ東地区の選手も多いため、それほど苦にすることはなかろう。

まとめ
第1ラウンドとしては絶好のスタートを切ったと言えよう。ちなみに前回も3連勝で第2ラウンドに進んだのだが、そこで惜しくも敗退してしまった。やはり第2ラウンドになると実力のあるチームはチームをもう一段上のレベルに引き上げてくる。今回はドミニカがいないので前回に比べ楽といえ、今のチーム状況だと準決勝進出の可能性は結構高いのではないかと見ている。

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