いつのまにか50,000hit達成していました。
気まぐれ更新のBlogですがおつきあい下さった皆様ありがとうございました。
マイペースなりに今後はもう少し頑張って更新して行きたいと思いますので
今後とも宜しくお願い致します
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これも国際宝飾展(IJT)で見つけたルース。
ブラジル産のカットルースで「バティックアゲート」なる名前で売られていました。
バティックとはインドネシアの臈纈染め(ジャワ更紗)の事ですが、赤と緑の模様をバティックの模様に見立てたコマーシャルネームなのでしょう。
この藻の様な内包物を含む瑪瑙は「モスアゲート(苔瑪瑙)」と呼ばれ、この緑の内包物の正体は主に緑泥石(クローライト)、赤い斑はおそらく鉄成分ではないかと思われます。
この石何で買ってしまったかというと、模様が藻の中を泳ぐ金魚みたいに見えませんか?そう、金魚石Part2なのだ(笑)
実はこの石インドのモスアゲートにそっくりなので密かに産地を疑っています
カット石の世界では原石の産地ではなく最終的に加工された場所や流通拠点が産地とされてしまう事がよく有る話なので。
名前で分かる通りブラジルのミナス・ジェライス州北部で2006年7月に発見された水晶の一種で、採掘された1,500kgのうち宝石質のものはたった5kgしかなかったとの話。
この辺は話半分としても、あまり見かけないルースなのでセール価格で入手できたのは幸運でした。
わずかにとろみがかったオレンジは黄昏時の空のよう「サンセットクォーツ」と云う名前はなかなかセンスの良いネーミングです。
オレンジ色の水晶と言えば「ララジンニャ(タンジェリーナ)」を思い出します。
ぱっと見は似ていますが「ララジンニャ」は表面の鉄分によるコーティングによる発色なので磨いてルースにした場合は無色透明です。
サンセットクォーツのオレンジは細かい針状の内包物*の影響によるもの、高倍率のルーペで内部を良ーく見ると細かい繊維状の内包物が観察できます。
完全なクリアでなくかすかにミルキークォーツの様なとろみがあるのもこの為です。
下はルースを太陽光下で正面から撮った写真ですが、日にきらめく繊維状の内包物がかすかに確認できるのですが…これJpeg画像で分かるかなぁ。(クリックするとVGAサイズになります。)
このサンセットクォーツ、採掘された宝石質の石の殆どはアメリカのTV通販で売れてしまったらしい、こういう変わり種水晶を通販で気軽に買えてしまうところが面白いですね。

追記:ニードル状の内包物の正体については諸説あり、
私が購入した業者さんはアンフィボール(角閃石)と説明してました。
GIA発行のGem&GemoLogy誌2006winter号のレポートでは化学分析の結果からニードルの着色は
鉄分(Fe)による可能性が高い事を示唆しています。





