
Garden Quartz/Araquai, Minas Gerais, Brazil
今回ミネラルフェアでなんとしても探し出したかったのが写真の石です。
え?只のガーデンクォーツじゃないかって?ふふ実はこの石ちょっと面白いガーデンクォーツなんです。
きっかけは地元にある馴染みの石屋さん
「この間キャッツアイ効果のあるガーデンクオーツがあったよ」
さてはルチルでも入っていてそれに光があたって出ていたのでは?と尋ねると
「違うよ普通のガーデンの透明な部分に条光が出ていたんだよ」何じゃそれ??
でもその石は既に売却済、同じロットのそれ以外の石にその効果は見られなかったというのです。

自他共に認める蛍石愛好家なので毎回ショーの度に必ず何かどうか蛍石系を買ってしまいます。
今回の収穫はこれ、紫の層の上を黄色の層が覆った美しい群晶です。
外側の黄色の奥から紫が透けて見えるので透かしてみると両者の色が干渉し合って中心部がワインレッドの様な色に見えます。
産地はSichuan prov.CHINA…あれこの地名は…
そう、先日大震災に見舞われたあの中国四川省の石なのです。
美しい鉱物を生み出すのも、人揺れで多くの人命を奪う無慈悲な地震を起こすのも同じ大地。
自然の持つ力の大きさをしみじみと感じてしまいました。

本当に良いもの狙いのコレクターは「朝から勝負」がお約束ですが、私は予算的に大物は無理なのでマイペースで落ち穂拾いを狙います。
毎度の事ながら新宿ショーは会場の半端な広さと人出の多さが苦手、年々人が多く「出物」は減ってきているような…
とにかく人出が多いので私の様に「人アタリ」してしまうタイプは石に集中して細かく見て行く事がなかなか出来ません。
このショー自分には向いていないかも…
私がミネラルショーに行く理由の一つが石仲間の方々にお会いする事。
早速会場についてからKさんの携帯に連絡、皆が集まっていそうな石屋さんを順に回って行くと意外とあっさり出会えました、だいたい皆さん目指して行くお店が同じなのですよ(笑)
本日お会い出来た石仲間の皆様、お世話になりました、ご挨拶出来て良かったです。
さて、肝心のショーですが…
今回は全体に値付けが高い、為替相場の影響が出ているのか欧米系が特に高い印象です。
今回の出物はメッシーナのアホーアイト入り水晶、稀産水晶の代表格ですが今回新しい坑道から出てきた(メッシーナの裏口?)そうで小さなクラスターから大きめのポイントまで会場の数カ所に出品されていました、ただし価格は未だ高めです。
しかし、ずっと探していてどうしても欲しい方は見比べて選べるチャンスなので良いかも知れません。
お買い得感があったのはマダガスカルのフローライト内包水晶ポイントの磨き一本三千円也未だ持っていない方にはおススメ。
当初は産出量が少ないとの事で高価でしたが、業者が在庫を隠していたのか後からどっと値崩れしました。(その前に買ってしまったさ;;)
紫の小さな蛍石が入っている可愛い水晶ですがナチュラルな状態ではマットな表面で印象が地味な為、意外と売れ残ったのでしょう。
マダガスカルの日本式双晶を均一価格で販売しているお店もありました。
ドルジーになっているものアメシストのファントムになっているものと色々な形状のものがあって掘り出せば良いものが見つかりそうです。
長年探している「オケナイト入りカルサイト」それらしきものをインドの業者さんでみつけたのですが、残念ながら今ひとつ形状が私の好みに合わず悩んだ末に今回もパス。
カナダの業者さんでフレーム状にファントムが入った面白い形状の湖南省瑶岡仙の蛍石を見つけたのですが多産の産地の割には値段が強気過ぎこれも見送り。
特別展が化石の特集なので化石の業者も多く出展していました、面白いものもありましたが今ひとつ人気が無い様子でした。
今回は全体的にトピックになるような目新しい石が無くフェアならではお買い得感は薄かった様に思います。
出展者を見渡すと、インド 中国などアジア系の業者が例年より少なく、パキスタン系も元気なし、IMAGE展との住み分けかビーズ物のお店も少ない印象でした。
それでも石仲間の方のご協力もあり、幾つか面白い石を捕獲出来ました(^_^)
今回の収穫は追々ご紹介して行きたいと思います。
それにしても、くたびれました〜

